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ア!安全快適街づくりについて

街づくり問答集

■Q&A(街づくり問答集)標題

「ア!安全・快適街づくり」に関する街づくりの用語などの解説です。

Q1.
スーパー堤防とは、どういうものですか。
Q2.
提内地と堤外地の違いを教えてください。
Q3.
土地区画整理事業とは、何ですか。
Q4.
減歩・換地とは、どういうものですか。
Q5.
市街地再開発事業とは、何ですか。
Q6.
コーポラティブハウス(Cooperativ House)とはなんですか。
Q7.
NPOとは、どういうものですか。
Q8.
NGOとの違いは何ですか。
Q9.
Bank Town とは何ですか。
Q10.
「木密」という言葉をよく聞きますが、どういう意味ですか。
Q11.
「木密」地域は、東京にどれ位あり、その対策はどうなっていますか。

■Q&A(街づくり問答集)

Q1.
スーパー堤防とは、どういうものですか。
A1.
スーパー堤防は、高規格堤防ともいわれ、大都市地域を背後地に抱える大河川において整備されるのが通例で、大規模地震あるいは計画規模を上回る洪水(超過洪水)に起因する破提による壊滅的な被害を避け、治水安全の向上を図ることを目的としています。
 このため、スーパー堤防は、従来の堤防から市街地側(民地側)に、堤防高さの概ね30倍の幅にわたり、緩やかな傾斜で築造されます。
 用地買収を行うことなく、地盤の嵩上げにより整備を行うため、市街地整備等と併せて整備することにより、市街地と河川空間を連続化し、水と緑の潤いのある空間、自然と調和した空間の整備を推進することができます。
 要するに、「こわれない」「川にもっと親しめる」「まちづくりの中に川を生かすことができる」堤防―それが、スーパー堤防です。
Q1-2
大規模地震あるいは計画規模を上回る洪水(超過洪水)に起因する破提の恐れがあるような具体的な事例は、最近ありますか。
A1-2
大規模地震としては、例えば1995年に発生した阪神淡路大震災(マグニチュード7.2、震度7)があり、大阪府の淀川の堤防が、地盤の液状化によって、堤防が大幅に沈下し、満潮時の潮位に対して危険な状況になりました。こうした地震水害の恐れが、地盤の良くない東京東部の低地帯にも同様にあります。
 計画規模を上回る洪水(超過洪水)としては、例えば最近では2000年に起きた、東海大豪雨(名古屋市で総雨量562mm、時間雨量114mm)があります。この洪水は東海地方に激甚な水害をもたらしました。このような洪水に対しては、現状の東京東部の低地帯の堤防も洪水が越水するとなると、破堤する恐れが出てきます。もし破堤すれば大きな水害が発生します。
 スーパー堤防は、これらの水害を未然に防止し、治水安全の向上を図ることを目的としています。
Q2.
提内地と堤外地の違いを教えてください。
A2.
堤防によって保護されている区域を提内といい、両岸の堤防にはさまれて平水時や洪水時に河川の流水が流れる区域を堤外といいます。
Q3.
土地区画整理事業とは、何ですか。
A3.
土地区画整理事業とは、定められたエリア(施行地区)の中に道路や公園などの公共施設を整備し、安全で暮らしやすい街を創り出すための手法です。この事業の基本手法は、「減歩」と「換地」であり、その仕組みを定めているのが「土地区画整理法」です。
 土地区画整理事業の施行者は、土地区画整理法で定められており、個人、組合、都道府県、区市町村、都市基盤整備公団などがあります。
Q4.
減歩・換地とは、どういうものですか。
A4.
「減歩」とは、道路・公園等の公共施設用地や保留地(事業費に充てるために売却する宅地)を生み出すために、土地の所有者が、提供する土地のことで、前者を公共減歩、後者を保留地減歩と呼んでいます。区画整理事業を行うと、道路や公園などの都市基盤が整備され、生活環境が良好になり、土地の価格があがります。
 このことを土地の利用増進といい、土地の所有者はこの増進した価格分を土地の面積に換算し、減歩として区画整理事業に提供することになります。
 「換地」とは、施行地区内の土地について、従前の土地に代わるものとして交付される
土地をいいます。 従前の土地に道路や公園が整備されるため、土地の所有者は、事業の進捗に合わせ新しく整備された土地に移動する必要があります。
 この新しく整備された土地は、従前の宅地と同等の価格相当分の土地に分割されそれぞれの土地の所有者に割り振られ交付されます。そして、「換地」は従前の土地と換地の位置、面積、環境、利用状況等が照応するように定めることになっています。
Q5.
市街地再開発事業とは、何ですか。
A5.
低層の木造建築物等が密集し、生活環境の悪化した平面的な市街地において、細分化された敷地を広く統合し、不燃化された共同建築物に建て替え、併せて公園、緑地、広場、街路等の公共施設の整備と有効なオ-プンスペ-スの確保を行うことにより、安全で快適な都市環境を再生しようとする事業です。
Q6.
コーポラティブハウス(Cooperativ House)とはなんですか。
A6.
「自ら居住するための住宅を建設するものが、組合を結成し、共同して事業計画を進め、土地の取得、建物の設計、工事発注、その他の事業を行い、住宅を取得し、管理していく方式」と定義されます。すなわち簡単に言えば、出来合いの物を買う既製品の集合住宅ではなく、「家を欲しい人が集まり、共同して建てる集合住宅です」
                  (高田 昇著「コーポラティブハウス」学芸出版社)
Q7.
NPOとは、どういうものですか。
A7.
NPOとは、Non Profit
Organization(非営利組織)の略です。社会の様々な分野においてボランティア活動をはじめとした民間の非営利団体による社会貢献活動が活発化し、その重要性が認識されています。
 NPOは、継続的、自発的に社会貢献活動を行う、営利を目的としない団体の総称です。「NPO法人」という場合には、特定非営利活動促進法に基づき法人格が付与された特定非営利活動法人をさすと解されますが、単に「NPO」という場合、法人格の有無は関係ありません。
 NPO法の基本は、非営利性、公益性、組織性、独立性、非政府性などが特色です。
Q8.
NGOとの違いは何ですか。
A8.
NGO(Non Governmental Organization :非政府組織)は、国連の場で使われはじめた言葉であり、会議への参加などを通じて政府代表と区別してよばれた。営利を目的としない民間団体の中でも、開発、人権、環境など、地球規模の問題に取り組む団体であり、 特にNPO法人に含まれるか含まれないか関係ありません。
Q9.
Bank Town とは何ですか。
A9.
Bank とは、土手、堤防の意味であり、すなわちスーパー堤防を想定しています。不燃化され近代的で機能的な建物、まちの全面には、水とみどりのうるおいの空間、安全なスーパー堤防の上に築かれ、人情味あふれるふれあいの街。
 すなわち、街づくりの中に川を生かしたコーポラティブハウスのある誰もが住みたくなる理想の街、Bank Town はそういう街をイメージしています。  なお、この言葉は当NPOの造語です。
Q10.
「木密」という言葉をよく聞きますが、どういう意味ですか。
A10.
一般的には、「木造密集市街地」のことを略して言っています。これは、木造家屋が密集した市街地のことで、その中には老朽化した建物が多かったり、商店・工場・作業場との併用住宅が多い場合がよくあります。こうした市街地は震災時などに甚大な被害が想定され、防災都市作りという観点から大きな問題があります。
Q11.
「木密」地域は、東京都にはどれくらいあり、その対策はどうなっていますか。
A11.
東京都の資料などによると、区部と多摩地域の一部を合わせて約9200ヘクタールもあります。  その対策としては、
①建物安全条例による「防火規制」や「防災街区市街地整備地区」等の都市計画手法 で自主的な建て替えを促進し防災生の高い建物に誘導する。
②「木造住宅密集市街地整備促進事業」あるいは、「都市防災不燃化促進事業」などの 修復型事業を推進する。
③「街区再編街づくり制度」などを積極的に導入し、共同建て替えを進める。
 ことなどが考えられているようです。
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