| ■ シンポジウムのパンフレット |
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| 東京東部地域は、荒川・中川・江戸川等大河川のほか数多くの用水路があり、水に恵まれた住み易く豊かな地域であった。しかし、工業の隆盛に伴う地下水の過剰汲み上げによる地盤沈下のため、雨水が溜まりやすい低湿地帯になり、高潮や洪水にも弱く日夜水に悩まされる地域になった。 河川や下水道などの整備により日常的水害の危険は著しく減少し、今では水害を意識して生活する人は少なくなった。しかし、沈下した地盤が元に戻ったわけではないので、直下型地震が起き、堤防が切れたらどうなるのか?その時の避難は?どんな地震が起きても安全な堤防は?等、確かめておく必要がある。 江戸開府400年の節目に、川や水路が果たした役割を振り返り、東京一番の街になるポテンシャルをもつこの地域の「川と街づくりの理想像」を皆さんと共に語り合う契機として、シンポジウムを開催する。 12:30 受付開始 13:00 開 会 司 会 松川 淳子 生活構造研究所・所長 挨 拶 徳倉 眞治 「NPO ア!安全・快適街づくり」副理事長 青木 勇 東京都葛飾区長 13:10 基調講演 「川とまちの江戸・東京史」 青山 やすし前東京都副知事 14:10 休 憩 14:20 話題提供 「安全・快適な街にするための川の役割」 泊 宏 国土交通省 荒川下流河川事務所長 14:30 パネルディスカッション 「川と街づくり」 コーディネーター 石川 金治 「NPO ア!安全・快適街づくり」理事長 (元東京都技監・建設局長、河川の専門家) パネラー 信川 仁道 東京商工会議所葛飾支部・会長 (地元葛飾区の振興を考えている実業家) 泊 宏 国土交通省荒川下流河川事務所長 (河川の専門家) 小谷部育子 日本女子大学住居学科教授 (街づくり・住まい方の専門家) 成戸 寿彦 帝都高速度交通営団理事 (前東京都技監・都市計画局長、街づくりの専門家) 16:30 閉 会
異分野の人が横断的に政策を議論する場が必要だと常々痛感しています。例えば駅前開発、商店街の活性化、地域福祉の充実、環境管理などの具体的課題について、総合的に議論できる場を考えています。首長、議員、職員、ビジネスマンそして学者や学生など地域、職域を越えて研究し、政策の創造発展に役立つ梁山泊を形成できればと思っています。
多くの市民は、自分の住む町が住み良くなることを願っています。その願いを叶える一助として、リサイクル運動や、道路を掃いたりゴミをカラスに取られないようにする身近な活動を日常的にしている人は大勢います。 しかし、自分達の街を住み良くする方策を、多角的・長期的な目で考えて提案する機会は少なく、そのような活動をしている人も限られています。 私達は「安全で快適な街を創る主役は、そこに居住する市民です」を合い言葉に、情報や考える素材の提供・考える場の提供を心がけています。 今日も質問時間を多く取っていますので、活発な議論を期待しています。
この地域では、20年前はちょっとした夕立でも道路冠水となりましたが、今では、河川改修や下水道の整備が進んだために浸水騒ぎがなくなってしまいました。そのため、私ども居住者は、堤防が決壊すると水没してしまうということをすっかり忘れてしまっています。また、そういうことを知っている人も現実感がなくなってしまっております。しかし、最近の異常気象は世界各地に河川氾濫を引起しております。これが、いつ、この地域で起きるか分かりません。また、地球温暖化のために将来、海水面が上昇するという予測もあります。これに対処するためには、できるだけ早く皆様がご検討頂いているスーパー堤防と一体的な街づくりの計画を作ることだと思います。そして、その計画を一歩一歩確実に実施していくことだと思います。
荒川本流の下流部は、明治から昭和にかけて人工的に開削された放水路です。この「荒川放水路」によって東京の水害は大きく軽減されました。しかし、もしも大洪水によって荒川の堤防が決壊すれば、東京では壊滅的な被害が発生し、市民生活や経済活動に大きな支障が生じる恐れがあります。このような事態を防ぐための根幹的な治水対策として進めているのが、スーパー堤防です。荒川下流部では、約13%の区間でスーパー堤防が完成または事業実施中です。土地区画整理事業などまちづくりとスーパー堤防を一体的に整備することにより、安全で快適な水辺の都市の再生が荒川沿川の各地区で進められています。
「共住・共生・共創」をキーワードとする居住形態であるコレクティブハウジングの実現、普及をとおして、人も自然も街もいきいきとしたまちづくりを目指し、研究と実践活動をしている。
東京の都市づくりに永年携わってきたものの一人として、東京への集中・拡大を前提にした都市づくりからの転換を実感してきた。その背景として、人々の都市環境に対する強い思いと自分たちの街は自分たちの手で、というまちづくりへの参加意識を感じてきた。我々のNPOも、「スーパー堤防とまちづくり」という側面から、こうした地域の皆さんが行うまちづくりのお手伝いをし、地域の活性化に役立ちたいと願っているところです。 |
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