街づくり問答集

平井7丁目の街づくり

江戸川区平井七丁目地区は、荒川と旧中川に挟まれた工場と住宅が密集する地域です。

この一角に平成6年、堤防道路に沿ってマンション建設の話が持ち上がりました。

これを機に、荒川下流河川事務所は平成7年この地区全体で、スーパー堤防と一体となった街づくり(土地区画整理事業・・・・江戸川区施工)を行う計画案を地元に提示し、土地区画整理事業は平成10年4月に都市計画決定しました。平成12年には、仮換地と仮移転が行われ、平成13年には、スーパー堤防整備工事に着手しました。

この事業は現在、順調に進展していますが、この地域に広い都有地が更地(1.1ha)として確保されており、これを仮住居、仮工場の用地として活用できたのが大きな要因でした。

着手直後の状況 事業中の状況
着手直後の状況   事業中の状況

■地区の現況

地   形 この地区は地盤高がAP+1~2mで東京湾の満潮位(AP+2.1m)に対し低地となっている。
土地利用 道路が4~4.5mと狭く、2~3階が中心の住宅・工場の密集混在地域だった。
地権者数等 地権者数72名、総物件数76件(内・工場・倉庫件数35件)
都市計画 第二種特別工業区域、建ぺい率60%、容積率200%、第二種高度地域、準防火地域

■計画諸元

スーパー堤防 延長約150m、幅110m、面積1.1ha
事業手法 スーパー堤防事業(国土交通省)、土地区画整理事業(江戸川区)

写真は荒川下流河川事務所のパンフレット「”水と緑を生かした安全なまちづくり”スーパー堤防整備事業」から引用しました。

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