活動の年次記録

岩井副大臣に説明

平成17年7月25日

「岩井國臣国土交通省副大臣」に地震水害シミュレーションを説明


中央 岩井副大臣、左 加藤先生、右 石川理事長


 去る7月25日(月)午前9時、本NPO石川理事長と東京大学工学部都市工学専攻加藤先生が国土交通省副大臣室に岩井副大臣を訪ね、地震水害シミュレーションについてパソコンを操作しながら説明した。
 地震水害シミュレーション(水害・地震水害対策支援システム『市民の安全を守る君』)は、昨年内閣府が行った「全国都市再生モデル調査事業」の交付金により、加藤先生指導のもと本NPOがシステムを作成したものである。
 パソコン画面に、荒川決壊で葛飾区内が時間の経過と共に、浸水の広がりや深さ、そして区民の避難先建物や、収容人数等が映し出されると「岩井副大臣」は身を乗り出し、興味深げに見入っておられた。
 同副大臣は「低地帯の各自治体で浸水予想図と共に、この様な避難方法を折り込めれば、ハザードマップもより効果的なものになると思われる。ついては、所管課にハザードマップ作成の考えと、このシミュレーションの有効性について聞いてみたい。」と感想を述べられた。
 又石川理事長が、「今、(財)河川情報センターで、ハザードマップ作成に取り組んでいる。」との話に、同副大臣は、「同センターへも問い合わせてみたい。」と話を引き取られ、30分に及ぶ会談を終了した。

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