活動報告の記録

出前授業「快適で安全なまちを目指して~水に親しみ、水に備えよう~」

平成27年度前期葛飾区地域活動団体助成事業「親子で語り継ぐ大水害時の避難について」
出前授業「快適で安全なまちを目指して~水に親しみ、水に備えよう~」
 
日時:平成27年12月10日(木)
場所:上平井小学校家庭科教室
学年:6学年生2クラス71名
授業時間:14:30~15:15
講師:南貴仁(東京大学院修士課程)、塩崎由人(東京大学院博士課程)
 
当日は前回(11月24日{火})より寒さが増した分、教室内は大型暖房機と生徒達の熱気で、程良い暖かさとなり、始業と同時に先生のホイッスルでシーンと静かになった。
自己紹介後、南講師はプロジェクターを操作しながら「自然災害」について説明を始めた。
 
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最初緊張していた生徒も若い講師の語り掛けと質問に、緊張もほぐれ直ぐ挙手をし、答えたりしていた。
例えば「今年の大水害は?」、「葛飾にはどんな川がある?」、「ゼロメートル地帯って聞いたことある?」、「まちと中川水面ではどちらが低い?」、「水はどっちに流れる?」と次々と質問を続けた。
その都度生徒の反応が早く、的を得た答えに講師自身が吃驚した様子だった。
 
質問の次に、生徒の注意を惹きつける三枝択一式のクイズを出題した。
「なぜゼロメートル地帯になったか? 答え ①地震で地面が下がった。②魚が水を持ち上げた。③地下水を汲み上げた。のどれか?」
回答はそれぞれ3分の1に分かれ、講師は正解の③について丁寧に解説しながらも次の質問を生徒に投げかけた。
「ハザードマップって見たことある?」、「電柱の赤い印を見たことある?」、「防災アプリ『天サイまなぶ君』見たことある?」では、各数名の手が挙がった。
 更に、生徒に考えて貰おうとひねったクイズ(大人から見て)が出た。
「災害の大きさは何で決まる? 答え ①自然現象の大きさ。②まちの構造。③人間の対応力。」
 生徒達から「全部です。」という答えが返って来、反応の的確さに驚きながらも講師は、①と②を埼玉と北海道、③では「新小岩北地区町会の防災訓練」を例にとって、分り易く解説した。
 
 授業も佳境に達した頃、「水害の危険に晒されながらも、川と共に生活し、川で楽しんでいる日本と世界のまちを知って欲しい。」と言って、南講師は日本各地の水のある街を、塩崎講師はオランダ、フランス、イタリアの各地をそれぞれ御自身で撮影した画面で語り掛けた。
 
 中でも、オランダ・アムステルダムの橋から川に少年が飛び込み、ロッテルダムでは水に浮く家、フランスパリのビーチ等の画面を見ながら生徒は一様に、「いいな! 楽しそうだな!」の声が上がった。
 
 最後に、「自然災害の大きさは自然現象と人間の対応力で決まります。葛飾は水の豊かなまち、反面危険もあるまちです。殊に中川のテラスがこれからどのように使われるか関心を持って下さい。次代を担う若い皆さんと一緒に、安全で快適なまち葛飾を目指してがんばりましょう。」と結ばれた。
 
 本授業の実施に当たり田辺校長先生、土屋副校長先生、第6学年担任の先生方の御協力に心より御礼申上げます。
 有難う御座いました。
 
 
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ア!安全・快適街づくり  増澤
 
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