勉強会の記録

第4回勉強会

今回は、河川用地などを活用した街づくりなどについて研究しました。

平井7丁目北部地区土地区画整理事業
(講師:本地区土地区画審議会委員 神部俊雄氏)

本地区は、江戸川区の荒川右岸、JR平井駅北方約1.1kに位置し、荒川と旧中川に囲まれています。
本地区の区画整理事業は江戸川区、スーパー堤防は国土交通省荒川下流工事事務所がそれぞれ事業主体になり同時一体的に街づくりを推進しました。
マンションの建設が、日影問題などによる反対で進められなくなったことが動機になり、平成6年9月街づくりの検討が始まりました。マンション業者、住民、江戸川区が話し合いを重ね土地区画整理事業とスーパー堤防整備を同時一体的に推進すべく国土交通省に働きかけました。

  • ●事業推進のため、日影規制を廃止の上、工場の軒高を確保、住宅の三階建てを可としました。また、仮設工場を整備し、営業の継続、顧客の確保に努めました。
  • ●同時施行のメリットとして、河川用地の活用が事業推進の大きな力となりました。河川管理用道路と特別区道の兼用により、地区内の道路率17.6%のうち河川用地が10.0%を占めました。また盛土による低地が復活し、景観・環境などが向上し、河川区域を取り込み大幅に減歩を軽減しました。
  • ●事業費は、スーパー堤防と土地区画整理事業を国土交通省と江戸川区がそれぞれ分担し、権利者の負担を軽減しました。

パークシティ市川
(講師:本NPO事務局 前田利郎氏)

江戸川の左岸、JR市川駅西方徒歩約10分に位置しています。国土交通省が進めている「江戸川スーパー堤防整備事業」の一環として、工場跡地(2.6ha)の活用をはかり、スーパー堤防と住宅整備を同時一体的に進めています。
また、河川用地(約1.1ha)を活用した公開空地が確保されています。この公開空地は、市川市が整備した公園と一緒に管理運営がなされ、市民の憩いとゆとりの空間として機能しています。

荒川沿川土地区画整理事業の実施状況
(講師:東京都都市計画局区画整理課 斉須誠氏)

スーパー堤防と安全な街づくりの推進という観点から荒川の沿川における土地区画整理事業の実施状況が説明されました。
足立区港北西部地区から河口の葛西沖地区まで、施行主体別、面積、換地処分の時期、公共用地率などを調べました。高規格堤防整備事業と関連するのは、鹿浜、小台一丁目、平井七丁目、新砂の4地区です。

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