勉強会の記録

第5回勉強会

今回は、これまでのハード面の研究に加えて、街における人々の住まい方などの講演を行いました。

これからの街づくり"コレクティブ・ハウジングの勧め"

(講師:日本女子大学教授 小谷部育子氏  ALCCメンバー 渡邊喜代美氏 )

 ALCCは8年前の阪神・淡路大震災に際し、ボランティア活動が注目を集め、 同時に防災街づくりが認識され、NPO法が施行されたのを契機に発足しました。  今後、住宅等施設利用者によるソフト面での取り組みを主体とするALCCと、 ハード面を主体とする「ア!安全・快適街づくり」と連携して、住みよい街づくりを 住まいづくり推進したい旨、渡邊さんから話がありました。

住まい・街づくりの視点 (小谷部教授)
 まず、街づくりの視点として、居住者による共生ポラボレーション、一人一人が 責任を持ち、協働が成立することが重要だと述べられました。
 次に、集合住宅の形態として、日常生活における一部の協働化、生活空間にお ける一部共同化などコーポラティブ・ハウジングの概要、海外の事例、日本の状況 等について説明されました。その概要の一部を紹介します。

  • ●超高齢化社会、高度情報化社会の中では、子育てが出来、単身で高齢であっても、障害を持っていても、自立でき、生き生きと暮らせる環境を備えていることが住まいの形として不可欠である。
  • ●住まい方としては、日常生活の共同化を進め、自分たちの問題を自分たちの手で解きほぐすことを基本としている。
  • ●日本では、居住者が主体となったコレクティブ・ハウジングは、まだ整備されていない。しかし、その第一号として、「かんかん森コレクティブハウス」(荒川区日暮里)が完成予定である。
    東日暮里の学校跡地を活用し、地域の複合施設として整備される。住戸数は23戸で、各住戸がスペースの13%相当を共有スペースにあて、コミニュケーションの場として多目的に利用する計画である。
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